5年生の2月には、よいよ次は自分だと実感します。1年後、本番を最高の状態で迎えるためには、やるべきことがあります。
不安な気持ちを親が受け止める
毎年2月第一週は、現役6年生の入試が行われるため、5年生以下は塾はお休みです。この短い休みが明けた2月第二週から、5年生はよいよ6年生に進級し、次は自分だと実感します。
今までインプット(入力)してきたことを約1年かけて正確にアウトプット(出力)する力を養い、学力、精神、肉体をもっともよい状態にして、2月を迎えなければなりません。
中学受験に浪人ややり直しはありません。合格だけが成功ではありませんが、わが子がやりきった、私(僕)は頑張ったと思えるようにお膳立てするのが親の仕事です。
この1年は11歳、12歳の子どもにとっても相当なプレッシャーです。二学期には秋の深まりとともに、早く終わって欲しいと苦しい胸の内を明かしてくれるかもしれません。
親も緊張感が増しますが、人生経験のない12歳の子どもに伝染しますから、絶対にイライラしたり、カリカリしてはなりません。
「よく頑張ってるね。いつも応援してるよ。」
と声をかけ続けてあげましょう。もし、親の目からみて、あまり頑張っているとは言い難かったら、
「最後まであきらめずにやりぬくことが一番大切なんだよ。あとで、あ~すれば良かったと思わないように、今は全集中だよ!」
と声をかけ続けてあげましょう。
最後の1年、その時々にやること
本番に学力、体力、気力すべてのコンディションを最高潮に持っていくために、親子ともどもするべきことがたくさんあります。
6年生になると演習授業が増えます。たくさんの問題を解くことによって、いろんな角度からどんな質問をされても正確に答える訓練です。問題を解くと、自分の弱点が見えてきます。当然のことですが、そのままにせず、間違えたところはよく復習して克服しておくことが重要です。
理解できていないことを小学6年生が自分で克服するのはなかなか難しい作業です。親や個別指導の先生の力を借りるなどして、夏休み前までには仕上げるつもりで取り組みましょう。
最後の仕上げ作業について、こちらの記事↓をご覧ください。
わが家はSAPIX(サピックス)の個別指導プリバード(PRIVAD)を利用しました。わからないことをたくさん持参しては指導して頂きました。わが家の体験↓、ご参考にしてください。
夏休みは学校がないぶん、少し時間的に余裕が生まれます。その時間を利用して、過去問に挑戦し始めますが、賢い取り組み方があります。以下の記事↓をご参考にしてください。
そして秋には、積極的に模試を受けましょう。実際の受験校が会場となり、模試を受けることのできる学校が多数あります。場馴れすることは非常によい練習です。わが家の体験↓をご紹介します。
直前の6年生1月をどう過ごすかも重要です。いつものリズムを崩さないこと、思いの外重要な気がします。以下の記事↓、ご参考にしてください。
親にもすべきことがあります。以下の記事↓、ご参考にしてください。
最後の1年間、6年生の学習の仕上げについてはもちろん、親のすべきことも塾が丁寧に指導してくれます。事務的手続き、健康管理、時間管理、子どもの心のメンテナンス、過去の経験談、事例なども紹介してくれます。参考にてしっかり準備しましょう。もう一息!