6年生秋、志望校で合格点をとるために行うべき3つのこと

6年生の夏休みが終わると、驚くほど時間の流れが早く瞬く間に本番がやってきます。幼い子どもが何年もの間、遊びたい気持ちを抑えて勉強に励んできたのです。本番を終えた時に「やりきった!」と悔いを残さないため6年生の秋にやるべきことをご紹介します。

目次

女性のイラストやりきったと思って迎える本番

6年生の2学期、本番まで残された時間はわずかです。模試も頻繁に実施され、その結果に親子で振り回されがちな時期です。埼玉県の入試は年明け早々に始まりますから、年内に勉強も気持ちも仕上げておく必要があります

「私(僕)は、やるべきことはやった。」

と思い本番当日を迎えられれば、自信を持って試験を受けることができます。自信をつけるために以下の3つのことに取り組みましょう。

1.志望校の出題傾向を徹底攻略 

6年生の秋にもっとも集中して取り組むべきことは、入試本番で合格圏内に入るための対策です

そのためには、じっくり何年分も過去問に取り組み、出題傾向を知っておくことです。子どもは大人と比べ物にならないくらい慣れないことに弱いです。そのために出題パターンを熟知しておく必要があります。

必ず同じとは限りませんが、例年多くの学校が似た傾向で出題してきます。各教科毎に、その特徴や出題のパターンなどを熟知しておけば本番で落ち着いて試験に臨めます。もちろん、時には学校の方針が変わったり、作問者がが変わったりすると、ガラッと出題傾向が変わることもありますが、対策のしようがありませんから考えないことです。

どこの塾も蓄積したノウハウから、過去問の取り組み方を学校ごとに指導してくれます。参考にして取り組みましょう。

わが家で行った過去問の取り組み方は、以下↓の記事でご紹介しています。

2.中学校が会場になる模試を積極的に受ける

大手塾は、○○オープンといった試験名で、実際の中学校を会場に模試を開催します。すべての中学校で実施されている訳ではありませんが、もし、志望校が会場になっていたら、必ず受けて会場に慣れておきましょう。

もし、自分の志望校で実施されなくても、いつも慣れた場所で慣れた仲間と模試を受けるのではなく、まったく知らない会場に行き、まったく知らない受験生に囲まれ模試に挑戦するのこともよい練習になります。

実際の中学校で模試を受ける意義、以下↓の記事もご覧ください。

3.模試の失敗は得点力upのチャンス

模試の得点や合格予想ランクに一喜一憂するのではなく、どこを間違えたのか、どうして間違えたのか、きっちり確認して修正しておくことが合格への近道です。こんなこというまでもありませんが、結果から志望校を変更したり、親が怒ったり、意外に時間を無駄にしてしまう家庭、少なくないそうです。

6年生の2学期は志望校の傾向を知対策する時間です。実際の入試は、合格ボーダーラインに何人もひしめきあっているそうです。

模試は受けっぱなしにせず、傾向を知り対策しましょう !

例えば、ひとつひとつの問題の正答率です。みんなが得点している問題をわが子が落しているようでは合格できません。正答率の高い問題は絶対に落とさないように徹底的にやり直しましょう。正答率の低い問題は落としても、みんなができていないのでライバルと差がつきません。つまり正答率の高い問題を正解するしないが合否を分けます。

間違えた問題をやり直すことは、大人でも気が重いもの。とかく面倒に思い後回しにしがちで、どんどん溜まってしまいますが、この時期のもっとも大切な取り組みです。

本番直前、模試に失敗したらやるべきこと!、以下↓の記事も合わせてご覧ください。

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