プリバード(PRIVAD)はどんなところ?

プリバードは、サピックスが提供する個別指導です。サピックスの授業が1クラス20名ほどの集団授業なのに対し、児童一人もしくは二人に先生が一人ついて個別に指導してくれるサービスです。プリバードのシステムや特徴をご紹介します。

女性のイラストプリバードの利用方法

プリバードには、大きくふたつの利用方法があります。

ひとつめ、サピックスの授業に準拠した形で予定が組まれています。例えば、サピックスの授業で使った教材No1は、翌週のプリバードの教材No1として予定されています。宿題を先生と一緒にする感覚で利用する形。なかなか一人では宿題をこなせない場合などに役立つ利用方法です。

もうひとつは、自力では解けない問題、6年生では過去問など、自分では解決できない問題を持参して質問する形

わが家は、サピックスの宿題は自分でやって、わからない問題を質問にいく場所として利用していました。個別指導の賢い利用方法は、こちら↓の記事をご覧ください。

プリバードは、サピックスのそれぞれの校舎近くにあります。隣のビルの場合もあれば、校舎から徒歩数分のところにある場合もあります。小さな校舎にはまだ併設されていない場合もあります。最新状況はサピックスプリバードのサイトで確認できます。

対象児童は小学校1年生から6年生。サピックス生はもちろん、サピックス生以外も利用できます。
一人の先生に対して、一人もくしは二人の児童が同時に教わります。
平日は午後2時から、週末や祭日、長期休みは午前9時から

サピックスの平常授業の前にプリバードを取る子もいれば、時間的に余裕がなければ、サピックスのない曜日に取る子もいます。平常授業の前にプリバードをとると、長い時間拘束されることになりますが、平常授業がない日にわざわざ出向くわずらわしさはなく移動時間の節約になります。

まずは、プリバード校舎に電話を入れると、責任者が面談をして詳しい説明をしてくれます。親だけでも子どもを交えての面談も可能です。通塾しているサピックスと異なる校舎でも受講可能です。娘と息子がそれぞれ通っていた時期と、システムが変わっているかもしれませんから、興味のある方は一度お電話されることをお薦めします。

女性のイラスト個別指導は時間と先生を選んで予約できる

プリバードは講師一人に対して、一人もしくは二人の児童が先生の両脇に座り指導されます。
一人の児童に説明している間に、もう一人の児童に問題を解かせるなど、なるべく無駄な時間を作らないように配慮してくれます。

たまたま自分が希望している時間枠に受講希望者がいなければ、先生を独り占めすることもできます。

ペアになった子によって先生を独占されがちだったり、うるさかったりすることもあるようです。息子がペアになった子の中には、プリバードに来てずっと問題を解いている子がいて、先生を独占して質問ができた時期もありました。

自分の通える曜日とプリバードが用意している先生のスケジュール表とを見比べて、〇曜日△時間目の枠を指定して予約します。毎週確保した同じ時間に通いますが、希望によって理科と算数を週に1時間ずつとか、国語を2時間続けてなど自由に取ることができます。もちろん先着順で空いている枠があればですが。

また、空き枠を相談する際、

「この時間枠なら今は受講者がいないので先生を独占できますよ。」

などと教えてくれます。ただ受講希望者がいつなんどき現れるかわかりません。
その他プリバード利用者は、いつもは取っていない教科を単発で予約することも可能です。

学期の途中からプリバードを利用する場合は、既に枠が埋まっており希望通りの時間が取れない場合もあります。しかし、一学期と二学期開始時に一掃されます。

例えば、二学期からのスケジュールは、既にプリバードを利用している児童に、夏休み中に希望枠が調査されます。集まった調査表を元にプリバード側が集計し、二学期から可能な限り平等に希望枠で受講できるように調整してくれます

長期休みは決まった曜日に通うシステムとは異なり、単発で希望日を何日でも申込むことができます。事前に希望日の調査がありますから、必要に応じて締切りまでに申込みをします。

これもまた調査表の集計を元にプリバード側で割り振ります。可能な限り平等にみんなが希望枠を受講できるように割り振られますが、どうしても調整がつかない場合は個別に連絡がきます。わが家も若干時間をずらしてもらえないかと相談をされたことがありましたが、ほぼ希望通りでした。

子どもの好きな先生の時間と通える日程を配慮しながら希望を提出しますが、もし実際に通ってみて、先生が気に入らない時には変更してもらうこともできます

子どもがいうには、先生は男性も女性もいて若い人から年配の人までいるということでした。娘が教わった理科の先生は、

「おじいちゃん先生で司法試験の勉強をしているって言ってたよ。」

と言ってました。算数はお姉さん先生だったこともありますし、パパみたいな先生だったこともありました。

どこに行っても熱心な先生、あまり熱意を感じない先生が必ずいます。夏休みに単発で指名した先生に、娘がわからない算数の問題を質問したところ、しばらく考えて

「わからない。」

と答えた先生がいました。もちろん先生でもわからないこともあるのは仕方ないと思いますが、その後、何のフォローもありませんでした。後日でも解説したものを渡してくれるなどの対応をするのが教える側の礼儀かと思いましたが、そういった対応はありませんでした。もちろん、その先生は二度と予約しませんでした。

熱心な先生、子どもが好きだと思える先生に一度の受講で会えるとは限りません。親として、子どもの苦情を真に受けすぎてもいけませんが、どこの個別指導を利用しても信頼できる先生に会えるかどうかは運次第なところがあるように思います。

個別指導は、集団授業のように成績でクラスが機械的に分けられてしまうのと違い、利用する側に先生を選べるチャンスがあります。基本的には一生懸命に指導してくれる先生が多いですが、早め早めに信頼できる先生を探せばいいと思います。

親の注意点としては、個別指導に行っていることに安心しないことです。学習内容を先生にお任せではなく、指導して欲しい内容をきちんと用意して持参することをオススメします。

小学生が自分で用意できるか怪しいので、最初のうちは特に一緒に用意してあげましょう。前回のテストで間違えた問題、宿題でわからない問題、苦手分野の問題など、自分で用意できるようになれば、中学受験に対して自立して真摯に取り組んでいる証拠。成長を確認できると思います。

高い授業料を払っているにも係わらず、プリバードに行って問題を解いているようでは価値ある時間にできません。高い授業料を取り戻すべく、先生を質問責めにしましょう。

個別指導を受けるための準備について、わが家で行ったこと↓をご紹介しています。

女性のイラスト気になる費用

1コマ60分の金額は 以下の通りです。更に毎月事務手数料(2160円)が加算されます。
1~5年生   4000円+消費税
6年生         4400円+消費税

例えば、毎週月曜日の算数1コマをとっている6年生の場合
(4400+消費税)×4コマか5コマ(その月により週数が異なる)+2160円(事務手数料)=1カ月あたりの費用
 支払いは一カ月単位でした。契約も一カ月単位なので、月の途中で来週から行きませんといってもその月の残りの枠の料金が発生します。やめたい時には、月末までに申し出ると翌月からは料金は発生しません。

休む場合の注意点

発熱などの自己都合で欠席する場合は、料金が発生します。
サピックスの行事(テストなど)がプリバードの時間に重なった場合は、料金は発生しません。
学校の行事(遠足や運動会など)で欠席する場合は、月に一度までは料金が発生しません。

この記事、お役にたったらポチッにほんブログ村 受験ブログへとして頂けると嬉しいです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

オススメ著書やテキスト