プリバード(PRIVAD)で学力は本当に上がるの?

プリバードは、サピックスが提供する個別指導です。個別指導は集団授業より断然高額!支払う金額以上の効果を得るためには、どう利用すべきか、ご紹介します。

女性のイラスト個別指導を利用するための2つの心得

塾の集団授業は組まれている予定通り、待ったなしでカリキュラムが進んでいきます。小学生が自らの力で、すべての教科を毎回理解し、ついていくのはとても大変です。必ず理解できない問題にぶつかります。それらをわからないまま放置してしまうと学力は伸びませんから、その都度、自宅で親が教えてあげるのが理想です。一番身近にいる親なら、いつでも質問できますし、費用も移動期時間も節約できます。

しかし、親子の場合、言い争いになってしまったり、教えてあげたくても親に問題が解けなかったり(それだけ難しい)、下の子が邪魔したり、時間が取れなかったり、なかなかうまくいかない事も多いのが事実。

そこで、定期的に時間を作り取り組むには、個別指導は便利です。高価であっても、学力向上に役立てば価値ある投資です。高額料金に値するだけの効果を得るには、以下の2点に尽きると思います。

①子ども本人が先生に教わって、解けない問題が解けるようになりたいと思っているか
②毎回、先生に教えてもらいたい質問項目を準備できるか

これらの2つの項目がクリアできていれば、必ず学力向上します。

女性のイラスト積極的に先生を利用する

プリバードの利用ケースは、だいたい以下の通りです。

プリバードの利用方法
子供自身が、塾の宿題(他塾でも可)をこなせないので先生の助けを借りるケース
自分で宿題はできるが、解決しない疑問点を相談に行くケース
テストなどで解き直してもわからなかい問題を持って行くケース
6年生の後半には過去問を持っていくケースなど。

個別指導の限られた時間を有効に使うには、自分で復習したり解いてもわからなかった問題を持参し、

「この問題、こんな風に考えて進めたけど、その先のこの解説の意味がわかりません。」

と具体的な質問を1時間分用意しておくことです。

子ども本人が質問したい問題を準備するのが理想的ですが、難しいようなら最初のうちは親が手伝ってあげましょう。

わが家は、重要なテストで落としている単元を洗い出し、もう一度本人に解き直させ、それでも出来なかった問題を持って行きました。

正答率が高いにも係わらず落としている問題、苦手としている単元などを洗い出して集中的に見直すのが得点力アップにつながります。面倒でもこの準備が重要です。

また担当の先生は、必ず毎回当日に取り組んだ内容やコメントを書いた報告書を渡してくれます。受けっぱなしで終わりではなく、先生の助言も確認しながら、次の質問材料を準備するのが効果的です。

報告書には、親のコメントを書く欄もありますから、次回までにコメントを書いて、子どもに持たせることも重要です。先生に、この親はきちんと見ているなと気づいてもらえれば、先生も更に気にかけてくれます。

6年生の2学期からは過去問にも対応してくれます。先生もいきなり多岐にわたる学校の問題を突きつけられて解けない場合もあるので、プリバード受講の3日前までに事前にFAXしておくと、担当の先生は予習しておいてくれます。

過去問こそ、入試に直結する得点力です。先生の力を借りて、過去の問題は、すべて解けるようにしておきましょう。

個別指導や家庭教師の先生は、多数の生徒を抱えていますから一人一人の弱点まで洗い出しての指導は期待できません。先生を利用し尽くすつもりで、指導を受ける側が疑問をたくさん用意してぶつけることです。

プリバードの詳しいシステムについては、こちら↓ご紹介しています。

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