子どもが勉強しないできない、親はどうしたらいい ?

親なら、子どもに人並み程度もしくはそれ以上に勉強してほしいと望むと思います。どうしたら子どもが勉強するのか。親の言動や行動、環境作りが影響します。小学生になったら、学習環境を整えていますか?

女性のイラスト子どもの成績が思わしくないのは勉強しないから

中学受験を経験してわかったことですが、勉強ができない子は才能や資質がないからではなく勉強しないからです。中には勘がよくて、あまり勉強しなくてもテストでよい点数をとる子もいます。でも、それは極まれな例。

ほとんどの子は一生懸命に漢字練習をし、数日たったら忘れてしまうので繰り返し復習し、やっと覚えます。算数の問題で計算ミスなんて日常茶飯事です。しかし、練習を重ねることによってミスが減り、更に複雑な問題が解けるようになっていきます。

こういったひとつひとつの練習は決して難しくはありませんが、毎日繰り返し続けることができるかできないかの差が、学力の差を生んでいます。

早い段階で、僕(私)はその練習は嫌いと結論づけてしまえば、その先ずっとその結論を土台にしていくことになるでしょう。もちろん本人がその気にさえなれば、いつでも練習を再開し、ばん回することはできますが、誘惑の多い昨今、大きくなってから練習を始めるのは難しいことです。

小さい時から練習が習慣になれば、苦に感じることなく練習(学習)していきます。

例えば歯磨きは習慣です。眠い時は面倒ですが習慣なので、親が指示しなくてもやります。学習も同じで、習慣になれば特別なことではなくなります。小学校1年生では学習習慣が15分でも、学年が上がるにつれて伸ばしていくことができます。

女性のイラスト習慣はどうしたらつく?

どうしたら学習を習慣にできるか。

少なくとも小学校低学年のうちに子どもが学習する家庭環境を整えることです。

いつもテレビはつけっぱなし、帰宅したらダラダラいつまでもおやつを食べているのを許している、ゲームは時間も決めずにやりたい放題。これでは学習習慣はつきません。

大人でも書かなければいけない書類、目を通さなければいけない資料、面倒に思い後回しにしがちです。

「漢字練習しなさい。」
「あなたのためを思って言ってるのよ。」
「〇〇ちゃんはテストでいい点数取ったんだってね。」

と親がガミガミ言ったところで、気持ちよく始める訳がありません。親子喧嘩になり、時間とエネルギーの無駄遣いになりがちです。

あらかじめテレビを見る時間を決める!
ゲームは一日30分までと決める!
おやつは食べる時間を決める!

まずは子どもとルール作りをすること。決めたルールは徹底的に守り、例外をカンタンに認めない。

大人の考える時間軸で、もう〇年生になんだから〇〇はやめなさいと、今まで許されていたことが突然許されなくなると子どもは納得できないかもしれません。また一方的に親が決めてしまうと抵抗する気持ちが芽生えます。子どもと話し合いながら妥協せずにルールを決めることです。

ルールを決めたら、きっちり守らせるために毅然とした態度で接し、静かで落ち着いた環境を用意してあげましょう。

小学生は褒められることが大好き。約束通り、やるべきことをさっさとやってしまった方が褒めてもらえて楽しいと思わせるように導いてあげましょう。

下に弟や妹がいたら静かにしてあげるのは難しいかもしれませんが、その時間はお絵描きをするとか、隣の部屋で絵本を読んであげるとか、週末なら旦那に外に連れ出してもらうとか工夫が必要ですね。
下の子もたくさん褒めてあげれば、もっと褒められたいと頑張ってくれます。

女性のイラスト本人のやる気はどう引き出す?

やるべきことが確認できたら、次は本人のやる気です。これが一番の難題ですが、わが子のやる気を引き出せるかどうかは、親力にかかっているように思います。

怒ったりなだめたり、褒めたり、根気のいる仕事ですが、中学受験を成功させるのは、塾のカリスマ講師でも家庭教師でもなく、母親や父親にかかっています(母の笑顔が一番の薬というのは、サピックスの先生もよく言ってました)。

親に褒められることを嬉しく思ってくれる気持ちを逆手にとって、やる気を引き出しましょう。学習はちょっとやっただけですぐに結果が出ませんが、少しずつ成果が出るように、褒めたり、やるべきことを提案してあげましょう。

もしどうあがいても成績が伸びなかったら、勉強のやり方がまちがっているか、今取り組んでいる課題ではなく、そもそも他にやるべき課題(もう少しカンタンなところから)があるのか、親が見極め改善してあげましょう。

子どもは、勉強の仕方もよくわかりませんし、自ら改善する力もありませんから、親はイライラ怒ったりせずに、どうしてわからないのかを突き止めてあげましょう。出来た! と思える成功体験を積み重ねれば、次へ進めます。

女性のイラスト子どもに無理を強いているのは親かもしれない

私は息子が小4の頃、よく言い争いをしました。上の娘とはまったく違って、やるべき宿題を期日までにやらない、今日提出の宿題を学校に出かける直前にやっている、大切なプリントを紛失するなど、頭から角が生えそうでした。隣近所にも筒抜けなくらいの大声で怒鳴っていました。

しかし、本来小学生は外で思いっきり遊びたい年頃です。大好きなサッカーも半分取り上げて無理を強いているのかもしれない。私が思い描くことの40点くらいの出来ばえとはいえ、息子はママの期待に答えようと頑張っているのだろうと思いなおしました。

息子も私も喧嘩は疲れました。エネルギーも時間も無駄に浪費することを学習しました

怒ることは息子を傷つけているだけ、なるべく息子の努力を認めてあげるようにしました。些細なことでいいのだと思います。

「綺麗に書いてるね、前のテストより点が上がったね、前のテストより点が下がっても気にしない気にしない、見直したら次は上がるよ、今日はたくさん勉強したから3時のおやつは特大ケーキにしようか。塾のお迎えは、どのお母さんよりも早く行って待ってるね。」

すぐに結果を要求せず、いつも心から応援していることを伝え続けました。

例え子どもの成績が期待するほど伸びなかったとしても、子どもが努力することを学習すれば、万々歳の成果です。

誰でも得意不得意があります。学習は不得意でも、努力することを覚えれば、得意な道で生かせるだろうと感じました。

その後、息子は何もかも完璧にできるようになった訳ではありませんが、彼なりのやり方で第一志望校の渋谷幕張中学に合格しました。入学後も自分なりに復習時間を確保してきちんと学習しています。すべてのことが期日までに完了しているかというとあやしいですが、自分なりに予定をたてるようになりました。

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