やる気スイッチは、本人が自ら押すもの・・・

やる気スイッチは、本人の気持ちが押すもの。では、自ら押させるには、親はどうしたらよいか。

目次

女性のイラスト子どもを正しく評価してあげること

一般的に親は子どもに期待しています。親が勝手に決めた ”このくらいできてほしい” という評価基準を元に、どうしてできないの、もっと頑張れるでしょうと、悪気もなく子どもに強制しているのが現実。確かに私にも思い当たるふしが・・・。

しかも、その評価基準はとどまるところを知らず、基準まで到達したら更に欲求は上がっていきます。もちろん子どもが憎いからではなく、親は子どもへの期待から、とかく出来たことよりも出来なかったことを指摘し、更に高見を要求しています。正しい評価とは、親が描いた基準で評価するのではなく、以前より成長した部分を評価してあげること!

女性のイラスト減点法ではなく加点法で子どもを評価する

前よりも出来るようになったことを見つけて褒めてあげれば、子どもは数倍やる気を起こしてくれます。

サッカーでゴールを決めた時、野球でヒットを打った時、ピアノの発表会でうまく弾けた時、子どもは、

「今、見てた?」

と言っているかのようにママの姿を探します。

「すごかったね。」「かっこよかったよ。」「上手だった。」

そう言って欲しいのです。日常のささいなことでも出来たことを喜んであげると、もっとママを驚かせよう、喜ばせようと考えてくれます。なんと健気な。可愛いですよね。成長してしまうと、ママの効力はなくなってしまいますが、使えるうちに使って、本人をその気にさせてあげましょう。

あれができなかった、これができなかったと評価するのではなく、あれができた、これができたと加点法で評価すると、子どもは益々頑張ります。

大人だって出来ないことをあれこれ指摘されるよりも、

「いつも丁寧だね。」「あなたには安心して任せられる。」「綺麗に仕上がったね。」

などと声をかけられれば、次は更に頑張ろうと考えるのと同じです。

女性のイラストやる気スイッチは、本人の気持ちが押すもの 

子どもが家でダラダラしていると、母親はイライラしてきます。宿題はやったか、テストが近ければ準備しなさい、部屋を片づけなさい、言いたいことは尽きません。でも、言えば言うほど、子どもはうるさがる上に逆らいます。これが日常茶飯事に繰り返されると、悪循環に陥り、母親の忠告など一切届かなくなり、やる気スイッチどころではありません。

基本的にやる気スイッチは、本人にしか押せないもの。親が叱咤激励して押したところで、一時的なものにすぎません。しかし、本人が自ら押したら、力強く長続きします。

大人は本人を気持ちよくさせ、自らやる気スイッチを押させるのが仕事 !

では、どうしたら自ら押してくれるか。

親子の信頼関係が成立していますか?
わが子は、ママのこと大好きですか? 子どもの気持ちを認め、寄り添ってあげる努力をすれば、慕ってくれるはず。信頼関係がないと、ママの忠告が子どもの耳に届きません。

正しく評価して褒めていますか?
〇〇ちゃんと比べるのではなく、先日までの本人と比べて上手になったことをみつけてたくさん褒めていますか?

子どもとはいえ、一人の個として扱っていますか?
上から目線で物事を押しつけたりせず、同じ目線でいろんなことを話し合っていますか?

頑張ってやったことが褒められると嬉しいのは、大人も子どもも一緒! たくさん認めて褒めてあげて、気持ちよくさせてあげ、やる気スイッチを押してもらいましょう。

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