親の事務的ミスは、悔やみきれない

東京の中学受験解禁日は2月1日。ここから約一週間の短期決戦中に、合格がもらえるまで試験と合格発表、新たな出願、入学手続き、子どものケアと目まぐるしく過ぎます。子どもを試験会場に送り届けたら、親は手続き関係にミスの無いように行動しなければなりません。

女性のイラスト中学受験は2月1日からの約一週間の短期勝負

保護者は12月に入ったら、1月から2月にかけての受験日程にともなう作業を細かく書き出しておくことをオススメします。

小学校に用意して頂く書類の手配、願書の提出日、受験料の払込、交通手段の確認、必要ならホテルの手配、試験日の集合時間、持ち物、合格発表の形体と期日、入学手続き、入学金の振込の〆切、やらなければいけないすべてのことをきっちり書き出しておきましょう。

入試の翌日にもしくは翌々日に学校掲示で合格を発表する学校、入試の当日にインターネットで発表する学校など様々です。合否が決まれば、次にしなければいけないことがわかります。合格した場合、しなかった場合とやるべきことを場合分けして整理しておきましょう。

1月に入ると埼玉県や千葉県のお試し受験も始まります。親も非常に忙しく、あっという間に2月の本番を迎えます。子どもの体調管理はもちろん、自分も体調を崩さないように注意し、山盛りの準備をしなくてはなりません。事務的ミスをおかさないために、12月に入ったらやることリストを作りましょう。

女性のイラスト2月2日の夜、3日の受験校を決めることも

2月本番。1日校、2日校、3日校くらいまでは、1月中に願書を出願している家庭が多いようです。家庭によっては、3日はチャレンジ校と安全圏校の2校出願してあり、1日、2日に受けた学校の入試の感触を子どもに確認してから、3日は強気で挑むのか、安全圏で合格をとりにいくのか、家族会議を開き受験校を最終的に決めたという話しもよく聞きます。

余談かもしれませんが、既に受験した学校の合否が出ていれば、翌日の受験校は選び易いです。しかし、結果がまだ出ておらず、子どものよく出来た出来なかったの感触を聞いて受験校を選ぶことについて、サピックスの先生は、

「子どもの出来た出来ないの感触は、まったく当てになりません。」

と説明されていました。

早い段階で第一志望校の合格が取れれば、そこで受験は終了ですが、なかなか第二第三志望と合格が頂けなければ、2月4日5日と入試は続きます。これが思いの外、疲れます。わが家は娘が2日の午後に受験を終了しましたが、どっと疲れが出ました。

願書は、締切りの早い学校は前もって提出する他ありませんが、2月に入って試験の前日まで受け付けている学校も少なくありません。親としては、受験するかどうかわからない学校に万単位の受験料を支払って、前もって出願するのは勿体ないと考えますから、2/1、2/2が不合格だった場合に、2/3以降も受検するチャンスを用意してくれる学校はありがたい存在ではありますが、場合によっては駆けずり回ることになります。

なかなか希望通りに合格が頂けなければ、保護者はくる日もくる日も願書提出に走りまわったり、受験会場までの送迎、翌日の準備、ひとまず滑り止めの学校に入学金を振り込み、女の子は親子面談に出てなどと奔走していると思わぬミスをしかねません。

願書は1月のうちにきっちり用意しておいて、結果次第で出願する係、子どもの世話をする係と、夫婦で仕事を分担すればミスも軽減できるかもしれません。

女性のイラストついうっかりは、後悔をまねくことも

私の知り合いに、1月合格校の入学金の支払いをうっかりしてしまったママがいました。1月校のある学校に合格したものの、締切りまで時間があるからと思っていたら、そのうちに2月からの受験校のことで頭がいっぱいで振込を忘れてしまったそうです。

2月2日に第一志望校の不合格が判明し、翌日3日は安全圏の学校を受験するか、チャレンジ校を受験するか家族で揉めたそうです。本人はチャレンジ校を受験したいと熱望したそうですが、合格にはリスクがあったため、親は安全圏の学校を薦めました。

1月合格校の入学金さえ払ってあれば、本人の希望通りチャレンジ校を受けても良かったそうですが、結局、安全圏の学校を受験しました。2日の夜に入学金のことに気づいて、1月合格校に何度も電話をしたそうですが、時間が遅かったため連絡が取れなかったそうです。翌朝もギリギリまで電話をしたそうですが、とうとう試験場に向かわなければ間に合わない時間になってしまいました。

1月合格校に連絡が取れ、今からでも振り込んで頂ければいいですよという対応だったそうですが、既に息子は安全圏の学校に到着したところ。今からタクシーを飛ばせば間に合うかもしれないとも考えたそうですが、こんなバタバタした状態ではいい結果を残せないだろうと思い、結局、3日のチャレンジ校は受けないまま、1月合格校に入学しました。3日のチャレンジ校に落ちたのならきっぱり諦めもつきますが、受けれなかったことが心残りで子どもに申し訳ないと言ってました。

女性のイラスト親子ともども肉体的精神的に非常に疲れる

まわりが合格を決めていくと焦りがピークに達し、精神的に追い詰められ肉体的にも疲労がたまっていきます。子どもが熱を出し病院に行く必要が出てくるかもしれません。母親自身が体調をくずすかもしれません。

なかなか合格が頂けない最悪の場合も想定し、可能な限り済ませておけることは前もって片づけておくことです。そうはいっても一校25,000円~30,000円もする受験料を、受けるかどうかもわからないのに何校分も支払うのはもったいない気がします。

入学金は期日までに指示された金額を支払わなければ、入学の意志がないものとみなされ合格は無効になってしまいます。振込締切り日が合格発表から1~2日の学校もあれば、合格保留届の書類を提出することによって最終判断を伸ばせる学校もありますから、よく確認して書き出しておきましょう。

必要になるかもしれないお金は、あらかじめ引き出して封筒に入れて仕分けておく、提出の有無に関わらず書類は作っておく、子どもの送迎は家族で手分けするなど、家族で入念な作戦会議を練っておきましょう。

都内2月1日からの短期決戦、志望校をどう組むかの記事↓もご覧ください。

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