幼児期からの規則正しい生活習慣が、学習意欲を育てる

幼児期に規則正しい生活習慣を身につけることは、思いの他大切なことだということを、子どもが成長してから実感しています。

目次

女性のイラスト学習意欲のある子にしたければ、早寝早起きしなさい

早寝早起きをして、太陽の光を浴びて元気に外でいっぱい遊んで丈夫な身体をつくり、目や耳からたくさんの情報を得ることで好奇心も育ちます。外遊びは筋力や体力がつくのはもちろん、脳の働きを活発にします。身体を動かせば、お腹がすくので好き嫌いが減ってよく食べます。お日様にあたれば、疲れてよく寝ます。

人生の中でもっとも成長するのは幼児期。その成長を促すように、肉体的にも精神的にもたくさんの刺激をあたえましょう。そのためには、よく寝てよく食べ元気な毎日を作ってあげましょう。

幼児期に規則正しい生活リズムが定着すれば、成長しても繰り返されます。現代人は、とかく夜更かしな生活スタイルですが、幼児期から夜更かしさせているようでは、身体や脳の発達のさまたげになります。生活習慣は、生涯において生活の基礎となり、勉強や受験、クラブ活動、仕事などすべてに影響します。

女性のイラスト子どもの生活リズムは大人の責任

大人の生活リズムに合わせて、夜遅くまで子どもを連れ回したりすることをよしとする家庭もあります。月に一度くらいから始まり二度になり三度になり、そのリズムが常態化してしまうと、翌日への鋭気を十分に養えないまま翌日を迎えることになります。

時には夜が遅くなってしまう日もあるかもしれませんが、すぐに修正し、子どもの規則正しい生活リズムを守ってあげましょう。

とはいえ大人と子どもの生活時間はずれが大きいため、合わせるのは大変です。毎日のことですし、親にもいろんな事情がありますから、1年365日8時までにご飯とお風呂を済ませて寝かせるのはなかなか難しいのも現状。

あまり神経質になる必要はないと思いますが、可能な限りこどもの生活リズムを優先してあげましょう。後で思い起こしてみると、ほんの数年間の努力です。

女性のイラスト生活リズムは、小学校生活に直結してくる

規則正しい生活習慣が身についていると、子どもが小学生になった時に助かります。小学生になると、決まった時間に起きて登校する、期日までに宿題をすませるなどの時間的制約を受けます。

早寝早起きが当たり前になっていれば、寝るまでにやるべきことを片づけ、十分な睡眠を確保することによって、学校でも学習に集中できます。

また、学年があがるにつれて生活リズムを土台に、自分なりに時間をやりくりするようになります。大人から見れば下手なやりくりですが、年齢個性にあった子どもなりのやり方で少しずつ上手になっていきます。

中学受験に挑戦するのであれば、限られた時間の中でしっかり睡眠をとって課題をこなさなければなりません。だらだら夜更かしをしているようでは、毎日親子喧嘩が耐えず、親子共々疲れてしまい受験どころではありません。限られた時間をきちんと使える子にしたければ、幼児期から早寝早起きの規則正しい生活習慣で過ごさせ、それが当然のように繰り返せるように仕向けましょう。

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