入試当日は、何が起こるかわからない

すべての家庭で本番前夜には受験票、筆記用具、防寒着などありとあらゆる持ち物を確認し、温かくておいしいものをたくさん食べて、早く床につき準備万端のはずです。しかし、当日の朝、想定外の事件が起こり慌てふためくことは少なくないようです。

女性のイラスト時計を忘れた姪

私の姪は、受験当日の受験校に向かう電車の中で、時計を忘れたことに気づいたそうです。母親は

「なんで確認しなかったのか。時計は必需品でしょう、そんなんじゃ時間がわからなくて落ち着いて解けないでしょう。」

と学校に向かう道々、散々子どもと大喧嘩したそうです。

母親自身も時計を持っておらず、駅についたらキオスクで買おうと考えたそうですが、キオスクには売っていません。まだ朝早く時計が買える店は開いておらず、結局そのまま学校に行ったそうです。学校について先生に告げると、

「心配いりません。教室に時計はありますから。」

と一言。これから戦いに挑む娘を、なるべく心穏やかに送りだすのが親の役目! そうでなくとも当日の朝は不安でいっぱいのはずなのに、喧嘩しても仕方ありません。

相手はまだ12歳の小学生、前夜には母親も一緒に持ち物の最終確認をしてあげるべきです。幸いにして、後日めでたく合格しましたが、入学式の日には上履きを忘れ、壇上に上がったわが子だけが裸足だったそうです。

女性のイラスト受験票忘れ

あんなに確認したはずなのに受験票を忘れたという話も時々聞きます。

「万が一忘れた時のために、コピーして原本とは別の場所に入れておくといいですよ。」

と塾に指導されます。自宅に取りに戻り、試験開始時刻に遅れたら大変なので、そのまま学校に行き事情を話せば、大概はすぐに再発行など対応してくれるそうです。

学校も慣れていますから慌てる必要はないそうです。その際にコピーがあると、話が早いということです。

女性のイラスト電車の中に忘れ物

ある友達ママは、午後の面談のためにお弁当を準備し、上履きや寒さ対策のための羽織る洋服、飲み物など準備は完璧と受験会場に向かったそうです。思いの他荷物がかさばってしまったため、出し入れしやすいようにと、子どものリュックとは別に手さげバックに分けて準備していました。

予定通り電車に乗って荷物を網棚に乗せたたところまでは良かったのですが、降りる時に忘れてしまったそうです。
気づいたのは学校に到着する直前、急遽、お弁当と飲み物はコンビニで購入したそうです。荷物は網棚には乗せない方がよいかもしれません。

体調不良の子ども

女性のイラスト握りしめたまま

ある友達ママは、必要なものをきっちり準備して、さあ出陣と子どもと自宅を出発しました。荷物が多かったので、ふたつのバックに分けて本人と母親とで手分けして持っていたそうです。

試験会場に到着し、精一杯の言葉をかけ、子どもを会場に送り込んでから、お弁当の入ったバックを渡すのを忘れているのに気づいたそうです。

結局、事務所に事情を説明して渡してもらったそうです。こういう場合、受験番号がわかると学校側も対応しやすいようです。

多くの場合、試験は半日で終わりますが、面接があると拘束時間が長くなるため、お弁当持参になることもあります。持ち物は、自宅を出る時から本人がすべて背負っていくのが安心のようです

女性のイラスト体調不良

息子の友達は、1月の最終週に微熱があったそうです。インフルエンザの予防接種も受けていたので大丈夫だろうと思い、学校は休み、病院にも行かず家でおとなしくしていたそうです。

特に悪くなるでもなく平穏無事に過ごしていました。そして1月31日の夜、あまり深く考えず塾の決起集会に参加したそうです。四谷大塚や早稲田アカデミーは、6年生は1月31日の夜、翌日からの本番に気合を入れるべく、決起集会を開くそうです。

わが家が通っていたサピックスは、1月31日は授業もなく決起集会もありません。ただ、担当の先生から電話が入り、本人に直接応援の言葉をかけてくれます。

1月の最終週に微熱があったお友達は、決起集会のせいかどうかはわかりませんが、2月1日の本番当日の朝に体調を崩したそうです。どうにか間に合うように電車に乗ったものの、気分が悪くて途中下車を繰り返し、なんとか目的地まで着いた時には、試験開始ぎりぎりの時間だったそうです。

結局、保健室受験をしたそうですが、トイレと保健室の往復で集中して試験を受けれなかったそうです。一日目に無理をしてしまったので、翌日も体調が悪いまま保健室で受験、三日目は予定していた試験は受けずに、自宅で休養をとっていたそうですが、四日目、五日目と本調子ではないまま試験を受け続けました。
体調が悪い上に、合格ももらえず、最後の最後に受験した五日目の学校から合格をもらったそうです。1月最終週に微熱だと軽く考えず、病院に行ってしっかり直す努力をするべきだった、決起集会など行かなければ良かったと、母親は悔やんでいました。

女性のイラスト歩けないほどの緊張

女子学院で娘と同級生になったお友達の一人に、試験当日の朝、歩けなくなった子がいました。女子学院は市ヶ谷駅から徒歩7、8分の距離ですが、緊張のあまり歩けず、母親とタクシーで学校まで行ったそうです。校舎に入って、教室まではなんとか自力で行ったようですが、12歳の子どもに、それだけストレスがかかっているのだと驚きました。

ここにご紹介したハプニングは、私の知り合いのものなのでほんの一例です。塾などで配布される受験ノウハウ本などにも紹介されていますから、是非、参考にしましょう。
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