中学受験を考えた時、必ず耳にする学校に渋渋と渋幕があります。渋谷教育学園渋谷中学校と、渋谷教育学園幕張中学校の愛称です。話題に上がるのには理由があります。ふたつの学校の校長先生「田村哲夫先生」の出版された本をご紹介します。
学校創立者が、今もなお校長先生
2014年4月、我が息子はご縁あって渋谷幕張中学校に入学しました。
1983年、渋谷幕張高等学校は千葉市の何もない荒れ地(下の写真)に建設されました。1986年には中学校も併設され中高一貫校になります。学校創立者、田村哲夫先生は、今もなお校長先生です。
校長先生曰く40代で創立した時、今では恥ずかしいほど前のめりに情熱を注いで学校経営に燃えていたそうです。学校行事など、折に触れ校長先生のお話を聞く機会には、教育への情熱を感じます。
渋谷幕張高校は、いわずと知れた超進学校です。2016年には、創立わずか30年あまりの学校が国内高校の中で東大合格者数ランキングで5位に入りました。共学校としては1位です。医学部に進学する子も多く、いかに大学合格実績が高いかは調べればすぐにわかります。
部活を始め学校行事も活発ですが、特に海外に目を向けたグローバル教育への取り組みが盛んです。以下↓の記事も、あわせてご覧ください。
以下は田村哲夫校長先生が、渋谷教育学園を作り上げていく思いが紹介された本です。渋幕、渋渋の受験を考えていらっしゃる方ならきっと参考になると思いますよ。
P15に掲載されている下の写真は、私の一番好きなページです。1982年渋谷幕張高校を建設する前の葦の原の写真(校長先生も若い)です。最寄り駅はJR京葉線海浜幕張駅ですが、今では周辺には写真から想像できないほどのたくさんの会社や学校が建ちました。