算数が苦手でも女子学院をねらえる?

うちの娘は算数が苦手だから、女子学院は無理と話していたママ友がいました。その判断、ちょっと待って!

女性のイラスト女子学院の算数、問題数は多いが難問は少ない

「算数が苦手だと御三家レベルの女子学院は無理だわ。」

と考えている保護者は多いと思います。しかし、本当に算数が苦手なのか? 取り組む前から苦手意識を持っていないか、計算ミスをしがちなのか、特定の分野が苦手なのか、わが子の苦手の種類を見つけることができれば、克服する方法があるはず。

受験する学校によって、求められる算数の力は異なります。基礎力を要求する学校、応用力も求められる学校、きちんと調べてますか?

志望校が、どのような算数の問題を出題する学校なのか、その正答率はどのくらいなのか、よく調べてみましょう。過去問で確認したり、塾の先生に質問してみてください。

女子学院の入試の算数は、基本問題が中心でスピードと正確性重視でした。2016年から難化傾向にあり、2019年は非常に難しかったそうです。

かつては問題数が多いが、難問奇問は出ないので、基礎力をしっかりつけておけば解けると言われていました。娘はサピックスで、その対策として量とリズムに慣れるため、6年生の秋には過去問10年分、何度も解くように指導されました。また、既に組まれている通常授業とは別に、算数担当の先生方のボランティアで10回ほど女子学院の算数の過去問対策の時間を作ってくれました。

女子学院に限らず、他のいくつかの上位校でも時間を作って指導していました。娘の時も息子の時も特別授業は行われていましたから、おそらく毎年、先生たちの好意で組まれているのだと思います。

女子学院の算数の問題が難化傾向にあったとしても、合格圏の児童がどのくらい解けているのか、塾の先生なら把握しています。女子学院に限らず、志望校の偏差値だけを見て判断する前に、学校の出題傾向をよく確認して対策がとれるかどうかを調べることをお薦めします。

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